お寺について知る
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由緒
当山寶乘寺は、高祖日蓮大聖人の教えの流れをくむ本門経王宗の本山です。当山の前身、本門法華宗 寶乘坊として、江戸前期に現在の千葉県大網白里市に創建されました。二十三世日宏上人が東京を中心に弘通発展に大いに力を発揮され、現在地に移転を決意、昭和九年に崇鷲山寶乘寺として現在の本堂を建立されました。
法華経
法華経は「諸経の王」「最勝の教え」「真実の教え」といわれ、仏教経典の中では、昔からもっとも広く尊崇・信奉される経典です。日本でも古来より聖徳太子をはじめ、多くの人々が魅了され、アジア諸国、その他世界中の人々の信奉を集めてきました。歴史上インドにお生まれになったお釈迦さまは、30歳の時に成道(成仏を果たすこと)されて以来、80歳でお亡くなりになるまでの50年間、実に様々な教えを説かれました。そしてご晩年の8年間に、集大成とも言うべき「法華経」をお説きになられました。
日蓮聖人
日蓮聖人は、鎌倉時代の承久4年(1222)2月16日に、今の千葉県房総半島小湊の漁村にお生まれになりました。ご生誕の日には海中に蓮華の花が咲き、庭より清水が湧き出るなど、様々な奇瑞が現れたとの伝説があります。12歳で生家近くの清澄寺に入寺され、仏様のまことの教えとは一体何なのか、その疑問に答えを見いだすべく京都や奈良に遊学され、約20年間にわたる仏教研究の末に、様々な経典の中でも法華経こそが最高の教えであるという確信を得られます。その中でも、法華経の本門八品という部分に示される御題目、南無妙法蓮華経こそが、末法という時代を生きる私たちのために示された、仏さまの真実の教えであるとの答えを1253年4月28日、日蓮聖人32才の時見いだされました。以来61歳でご生涯を終えられるまで、上行菩薩後身の自覚とともに、御題目を日本国にお弘めになるご奉公を全うされました。
修行「口唱行」
修行の中心は、御題目「南無妙法蓮華経」とお唱えする「口唱行」です。南無妙法蓮華経の御題目は、『法華経』の中に説き顕された、いわば「魔法」の言葉です。南無妙法蓮華経が認められたご本尊に向かって、一心に繰り返しお唱えすることによって、その御題目にこめられた功徳を頂戴することができます。その積んだ功徳によって、病弱な人は健康になり、学業・仕事は成功し、心の悩みは解消され、人間関係は改善、災難から逃れるなど、我が身・我が心に、目に見えるかたちで様々なご利益が顕れるのです。
境内案内
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①山門
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②本堂
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③八品堂
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④浄光坊
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⑤洗心亭
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⑥やすらぎホール
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⑦本坊
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⑧持佛堂
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⑨信徒会館
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⑩茶室
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⑪諸芸稽古処
年間行事
今年度の行事予定はお知らせをご覧ください。
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1月
初詣1月中
寒参詣参詣時間 午前5時30分から7時15分
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3月
春季大法要春分の日
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4月
立宗大会 併修 淨尊会第三または第四日曜日
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7月
夏季大法要第二または第三日曜日
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8月
宏尊会第三または第四日曜日
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9月
秋季彼岸会秋分の日
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11月
御会式第一または第二日曜日
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12月
年末総講12月31日
除夜法要12月31日の24時から
アクセス
京王線「仙川駅」から寶乘寺までルート
京王線「仙川駅」より徒歩8分
京王線「仙川駅」までのバスルート
お車をご利用の場合
寶乘寺は駐車場完備です。墓参の方は和光門側の駐車場にお駐めください。
※初詣などの参拝時には境内に駐車できないこともございます。その際は、近隣の有料駐車場にお駐めください。
- 住所
- 〒182-0001
東京都調布市緑ケ丘2-4-1 - 最寄りのIC
- 首都高速道路「高井戸IC」から約4km
中央自動車道「調布IC」から約4km - 開門時間
- 6時~16時